九九と筆算を使って大きな数の掛け算にチャレンジしてみよう!(1)
九九は もうマスターできたかな? 今回は、 紙とえんぴつをつかった筆算のやり方についての お話だよ。
筆算の おべんきょうでは、 位(くらい)と 桁(けた)という言葉が出てくるよ。 わからない子は、 先に下のページを読んで おぼえてみてね!
こんな もんだいは わかるかな?
8×9=?
こたえは九九でわかるよね。 「はっく しちじゅうに」 だから、 答えは72だね。
でも、 つぎのもんだいはどうだろう?
43×3=?
あれあれ。 1つ目の数字が43! 二けたの数だね。
九九では 一けたの かけ算の答えを ぜんぶおぼえたよね。 でも、 このもんだいには二けたの数が まざってる。 だから、 九九だけでは答えがわからないね。
でも、 だいじょうぶ! 九九をマスターしていれば、 筆算を つかって 二けたの数字があるもんだいも答えがわかるよ!
それじゃ、 やってみよう! おちついて、 じゅんばんどおりにやっていけば、 かならずできるよ! がんばろう!
もんだいの書き方
まずは、 もんだいの書き方。
45×3なら、 下のように書くんだ。
筆算の書き方のポイント
ポイントはたった1つ。 「くらい」 を合わせて書くことだよ。
一のくらいの下には一のくらいの数字を書くんだ。 今回は、 右がわを合わせて書くと おぼえてもだいじょうぶだよ!
だから、 下のような書き方は まちがいだよ。
45の十のくらいの 「4」 の下に、 一のくらいの 「3」 が書いてあるね。
これはまちがい! これでは正しく計算できないよ。
下のように、 「くらい」 を合わせて書こうね!
計算してみよう!
もんだいは上手に書けたかな?
それじゃあ、 書きながら計算してみよう!
1. はじめは一のくらい
筆算では、 ぜ~んぶ 一のくらいから計算していくよ。
5×3=?
「ごさん じゅうご」 だから、 15だね!
2. つぎは十のくらい!
4×3=?
「しさん じゅうに」 だから、 12だね!
十のくらいをかけた答えは、 上のように一けた ずらして書いていくよ。
3. さいごに足し算だよ!
なにも書いていないところは、 ゼロがあると思って計算しよう。
やったー! これで できあがり!
45×3の答えは、 135が せいかい!
まとめ
今回は、 二けたの数 × 一けたの数の かけ算の筆算のやり方を おべんきょうしたよ。
しっかりマスターすれば、 九九だけでは計算できない大きな数の かけ算もスイスイできちゃうよ!
ぜひ、 ほかの数でも れんしゅうしてみてね~!
それじゃ、 またね~~!