かけ算の筆算のひみつ
みんなは、 かけ算の筆算は もうできるかな?
なんで、 筆算で大きな数の計算も まちがわずにできちゃうのか。 今回は、 かけ算の筆算のひみつを教えちゃうよ!
なんとなく、 やり方のとおりに計算していた子も、 これから筆算の れんしゅうをする子も、ひみつがわかると もっと ふか~く りかいできるかも!
ぜひ 読んでみてね!
かけ算の ひみつ
38×5=? って、 きかれたら、 ちょっとむずかしいよね。
でも、十のくらいと一のくらいを べつべつに計算したら どうだろう?
一のくらいは8。
十のくらいの数字は3だけど、 十のくらいなので30だね。
30×5 と 8×5
これなら、九九をつかって計算できるよね!
30×5がわからない子は、下のページも読んでね!
⇒さいごにゼロがつく数のかけ算はとってもカンタンにできる!
じつは、 こうして十のくらいと一のくらいを べつべつに かけ算してから、 その答えを さいごに足してあげても、 正しい答えを出すことができるんだ!
これが、 かけ算の筆算の ひみつだったんだ。
つまり、 30×5の答えと 8×5の答えを足すと、 38×5の答えになるんだよ。
大きな数を くらいごとに分けて九九で計算して、 さいごに足し算をして答えを出す。
これを、 まちがわないように書きながら やっていくのが かけ算の筆算なんだね。 筆算の さいごは いつも足し算をしているよね。
筆算をしながら かくにんしてみよう!
それじゃ、 筆算で 38×5の答えを計算しながら、 かくにんしてみよう!
1. 一のくらいを九九で計算
九九では一のくらいから計算していくんだったよね。
「はちご しじゅう」 だから40。
ほらほら、 十のくらいとは分けて計算したね。
2. 十のくらいを九九で計算
つぎは十のくらいだね。
「さんご じゅうご」 だから15。
筆算では書かないことが多いけど、15の右の けたには、 本当はゼロがかくれているよ。
筆算で けたをずらして書いていくのは、このゼロの分なんだよ。
3. さいごに足し算!
さいごは足し算だったね。
一のくらいをかけた答えと 十のくらいをかけた答えを足しているね。
これも 筆算では書かないことが多いけど、 さいごは足し算だから 「+」 が かくれているんだね。
まとめ
ちょっと、 かけ算の筆算のこと、ふか~く わかったかな?
かけ算は、 くらいごとに計算して さいごに足してあげても、 答えが出せる。
かけ算の筆算は、 このことを じょうずにつかって計算していく やり方なんだね。
それじゃ、 またね~!